日本人と牛乳 −基礎知識−
基礎知識の日本人と牛乳編です。
日本人は、もともとは食事の時に、味噌汁を飲んでいました。それが日本食というものです。ですが、欧米の食事の方法が日本へ入ってきて、いつのまにか味噌汁ではなく、牛乳を飲むようになりました。学校の給食でも、健康に良いという欧米の評価を受け、飲み物は牛乳が採用されました。その後、一般家庭でも牛乳をよく飲むようになり、日本人と牛乳は、関係の深いものになっていきました。
なぜ、日本人は牛乳を飲むようになったのでしょうか?それは、ストレートに言うと、戦争に負けたからです。日本はアメリカに戦争で負けました。その結果、日本はアメリカに支配され、今でも米軍基地が日本国内にあり、日本人にはアメリカへの憧れがあります。その理由は、戦争に負けたからです。もし、戦争に勝っていたら、どうだったでしょうか?日本人の魂が、今でも消えず、今のように軟弱ではなく、もっと、しっかりとした考え方ができる民族になっていたはずです。日本の政治が安定しないのは、ここが始まりではないかと思います。さて話が大きくなりすぎましたが、戦争に負けた後、「日本人は米を食べていたから、戦争に負けた」という話がありました。今では考えられませんが、本当にありました。この言葉通り、米の消費量は年々減り、パンやミルクというアメリカの文化が入って来ました。それに伴い、牛乳の消費量は年々増加傾向にあります。(若者の牛乳離れ、少子化などの理由により、近年はダウンしています。)これは、まさに言葉通りだと思います。
さて、消費量の増えた牛乳は、日本でどうなったでしょうか?高タンパク質、高カルシウム、高脂肪と、完璧に近い健康食品です。ですが、近年は牛乳が見直されています。メリットだけではありません。デメリットもあります。詳しくは「牛乳の悪い所」の欄でご覧ください。ここでは触りの日本人と牛乳の関係の説明だけになります。これも、ストレートに言うと、日本人と牛乳は合いません。食文化の違いと説明すれば、わかりやすいかもしれません。日本人の腸の長さが、アメリカ人の腸の長さと違うため、肉が合わないという話は聞いたことがありますか?簡単に言うと同じです。アジア人や、黒人の多くは、牛乳を分解する酵素を持っていないんです。これは、とても重要なことです。この酵素がないと、どうなるのでしょうか?牛乳は、ただお腹をゆるくするための飲み物になってしまうんです。私は、お腹がゆるいと思っていました。毎日の朝食は、パンまたはライスと、必ず牛乳。牛乳は健康に良いから飲みなさい。子供の時からの教えです。それが原因で、電車内でお腹が痛くなり途中下車。最悪です。原因は、牛乳。
牛乳と日本人の関係は、わかっていただけたでしょうか?もし、「私は他人より、お腹がゆるいのかも?」と思われたら、牛乳を止めてみてください。治るかもしれません。逆に、便秘気味の人には、牛乳が効果があるかもしれません。