その他 −牛乳の良い所−
牛乳の良い所のその他編です。
年齢、栄養以外の牛乳のメリットです。普段、なにげなく飲んでいる牛乳には、どのようなメリットがあるのでしょうか？
まずは、ホットミルクでの安眠効果です。
眠れない時に、ホットミルクを飲んで、眠ったことがある人は、多々いると思います。これは、牛乳に含まれる、トリプトファンという物質が、脳内でセロトニンという物質を作ります。このセロトニンは、睡眠にかかわる物質の1つです。さらに、セロトニンはメラトニンという睡眠ホルモンを分泌するのを促す役割をしています。このようにして、ホットミルクは安眠効果が期待できます。
次は、カルシウムによるイライラの解消です。
これもよく聞くことだと思います。カルシウムはイライラを抑える効果があるということは、聞いた事がありますね？牛乳にはカルシウムが沢山入っているため、この効果が期待できます。さらに、牛乳に含まれるタンパク質は、鎮静作用があります。イライラ解消に牛乳は、絶大な効果が期待できるということです。
カロリーの値が高い。
これは、考え方の問題かもしれません。コップ1杯の牛乳と、お茶碗1杯のご飯とが、だいたい同じカロリーです。これは高い値だと思います。牛乳をお茶の変わりに飲んでいたら肥満になります。ですが、牛乳は飲みすぎると健康に悪いという話もあるので、カロリーの値も含め、コップ1杯が適正な量かもしれません。
筋肉を作る助けになる。
これは成分と、同じような内容かもしれません。牛乳には、筋肉を作るのに助けになる成分が多く含まれています。タンパク質、分枝鎖アミノ酸です。これは両方とも、筋肉の消耗抑制、運動後の筋肉回復、脳の疲労を抑制などの効果が期待できます。カロリーの値が高いこともあるので、アスリートの人にとっては、必要な成分の宝庫とも言えます。
口臭抑制の効果がある。
これは有名な話です。実際、私もニンニクを食べた日や、次の日は牛乳を飲むようにして、口臭を消しています。ですが、実際に効果があるのでしょうか？これは、効果があります。牛乳に含まれる、タンパク質が口臭の元を包み込んで、目立たなくしてくれるためです。ですが、私のように食事の後に飲むよりは、前もって飲んでいたほうが効果があるそうです。
酔い止めの効果がある。
これも有名な話です。よく飲み会の前に「牛乳を飲んできたか？」と聞かれることがあります。理由は、牛乳の成分が胃に膜を張り、アルコールの吸収を抑えてくれる効果があるからと言われています。アルコールの吸収を抑えるということは正解ですが、少し違います。これは、牛乳に含まれるタンパク質や、アミノ酸がアルコールの分解を助けるためです。
